スマホを買い替えた。
大学1年の夏にスマホデビューをして以来、ずっと同じ機種を使ってきた。
大3の春にガッツリ地面へ落としてタッチパネルをお釈迦にし、一度取り替えてもらったが機種は変えなかった。
交換後、去年辺りから、まずタッチパネルの上部が反応しなくなってゆき、さらに下、中央部もたて続けに反応しなくなった。
今回は寿命だろうということで、機種変と相成ったわけである。
今となっては貴重な休日に外出しなければならなかったのは億劫だったが、腹を決めて行ってきた。
もう、メニューを出すためにわざわざ回転させたり、ホームに戻るために画面を連打したり、素手なのに手袋モードを常用したり、パターン認証のためにワイヤレスマウスを持ち出したりしなくて済むのである。
当たり前のことが当たり前にできるという喜びを噛み締められる機会は、そうそうない。
タッチパネルが反応する、ただそれだけのことが今はとても嬉しい。
おつかれ、SO-02J。君のことは忘れないよ。