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によおみへふ

脈絡のない濃紺テキスト

相棒 S16 #20

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相棒 S16 #20

大人気刑事ドラマの相棒。実は私も大好物でずっと見ていたのですが、3人目の相棒であるカイトくん編を境に、生活スタイルの変化から水曜9時にテレビの前に居ることが難しくなってしまいあまり見ておりませんでした。それでもカイトくん編は意地で全話見ましたが、次の鏑木くん編はあまり見られてないので以下でトンチンカンなことを言っているかもしれません。
人生最後の春休みということでヒマも出来たので、久々のリアルタイム視聴と相成りました。以下ネタバレを含みます。
・ピルイーター
ピル(実はラムネ)をイートすることでお馴染みのピルイーターこと大河内監察官。最近のシリーズではあまりピルイートしていない印象がありましたが今回はちゃんとしていましたね!しかも最初と最後の2回も。警察関係者の事件調査という本来のお仕事内容での登場となりました。

・参事官
怪我して一生残る傷を受けたり渾身のギャグが滑ったりと散々な目にあった中園参事官。話の中心的存在で活躍しました。演出面では、特命係を挑発しに来るシーンで、寂しげな頭頂部を後ろから追いかけるようなショットが印象的でした。渾身のギャグシーンでも同じような画がありましたね。天丼で面白かったです。

・徳井優
ヤクザの顧問弁護士の役回りで登場の徳井優さん。事前情報がなかったので驚きました。相棒では久々の登場になります。ちょくちょく出ていたような印象がありますが、ちょろっと調べてみると前回出演はなんと10年前のシーズン6だったのですね。サカイ~安い~のCMでお馴染みの関西弁もネイティブ話者なだけにとても良く、課長をドヤすシーンは迫力がありました。

と、小ネタ的には見どころがありましたが、お話の方は「ムカついたので突き落としました」と2時間引っ張るにはうーんという感想がなくはないです。途中刑事部長の黒い交際だったり、参事官の泣きつくシーンでもしや刑事部長退場なのでは?と思わされましたが特にそういうこともありませんでした(このあたりはまんまと作り手側のブラフに引っかかったと言うべきか)。
事件の真相はお粗末でしたが、これを上手く利用して副総監に貸しを作る甲斐さんは流石といったところ。今後の展開にも繋がると思うので、むしろこっちを描きたかったのでしょうね。いやに青木くんに甘々な副総監も気になります。

そしてなんと言っても3人体制となった特命係はどうなるのでしょう。ある意味正しい特命係の使い方ですが、あまりウマの合わなそうな感じはします。それになにより二人じゃなければ「相棒」じゃなくなる!まあ来シーズン(あるよね?)まで半年ありますので、その間に2人に戻る、あるいは初回で異動になる、等々考えられますが。3人なら3人で面白そうでもありますので、来年の9月、水曜9時にテレビの前に居られる生活を送ることが出来ることを願って感想としたいと思います。
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