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によおみへふ

脈絡のない濃紺テキスト

9_S4_#4

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9_S4_#4

レギュラーメンバーの退場すら匂わせる予告だったので久しぶりに視聴したが、モヤモヤしたので。
続き物の前回を見ていないのでトンチンカンなことを言っているかもしれないがご容赦(一応公式ページのあらすじと再放送の最後10分は見た)
以下ネタバレ
・なぜ刃物を所持していたのか?
凶器が刃物ということは事前に刃物を用意し持ってこなければいけないのだが、なぜ犯人が刃物を持っていたのか。犯人の属性(逃亡犯)と現場の特性(治安が悪い:聞き込みの際にその描写有)からすれば、わざわざ夜に刃物を持ち歩くリスク(職質でもされようものなら一発アウトであろう)が高すぎて合理性に欠ける。
せめて、息子(本当は息子ではないのだが)が前々から集られていて、それを助けようと思ったとかならまだわかるのだが。

・なぜその場に居合わせたのか?
息子が持っていたビニール袋が木に引っかかっていただけで犯人がその場にいたことになっているが、映像ではその場に居た描写が1秒もなく、息子が振り返ったときには村瀬さんが倒れているシーンのみ何回か流れるだけで、その場に犯人が居た描写もそこに居た理由の描写もなかった。息子をつけていたのであれば、最近息子が変な行動をしていることに気づく描写の一つでもあったほうがよいのではないか?

・特捜班以外は何をしていたのか?
冒頭で監察を受け特捜班が捜査から外される描写があるが、ただそれだけで、正規の捜査チームが特捜班の捜査を妨害してくるわけでも情報を横流ししてくれるわけでもなく、犯人逮捕後に班長が犯人は本部に引き渡した旨述べて終わり。その描写に使う時間で犯人像を掘り下げるべきでは?

・犯人をどう描写したかったのか?
快楽殺人者として描きたかったのであれば、今回の事件より前にも継続して犯行を行っていた描写なり、ラストの公園のシーンで自分の首を切るのではなく浅輪くんに向かっていく(刃物を持ったカットが写った時点でちょっとこれを考えた)なりして仕立て上げることが出来た・そしてそれをもって村瀬さんの正義感や邪悪な敵との対峙を表現することが出来たと思うのだがそうではなく。
かといって、ラストで(本当の)息子の死に場所に向かったところから慈悲深い母親像としようとしていると汲み取ろうとしても、(偽とはいえ)2年一緒に暮らした息子を助けた恩人を有無を言わさず ー有無をいわしたかどうかの描画はほぼないが、刺されたカットは背後からっぽいし息子が逃げてからの時間的にも言い合いをするような時間はないー 刺しているので説得力がなく。
ただただよくわからない犯人という印象が拭えない。

最後の小宮山くんの泣きはよかったです。


イケてないウンチク①
捜査を外される~で真っ先に思い浮かぶのが相棒(あちらは慣れっこだが)。せっかくなら今回も、本筋はシンプルに不良グループの犯行として、本部からの妨害をはねのけ弔い合戦(青柳さん談)に焦点を当てても良かったのではないかと、素人考えながら。

イケてないウンチク②
前回は刑事ドラマだけど事件が起きず平穏な日常?をテーマにしたようだが、その流れで思い浮かぶのが京都地検の女の現状最終回となっているS9#6(たしか)。これはこれで、成増さんがりんちゃんに求婚しかける(何歳差だよ、と)後味が違った意味で悪い最終回なのだが…
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