あやうく三日坊主になりかけた。遅刻は得意だ。
昨日、というか、寝る時間があべこべすぎてどこからが昨日かもよく分かっていないが、今一つながりで起きている時間から睡眠を挟んで一つ前の一つながりで起きている時間はものすごく長かった。丸一日くらい起きていた。
夜を適当にマストドンなどで潰して、朝に来るであろう荷物を待っていた。結局昼くらいになってようやく来た。
今月頭頃だっただろうか、1/12サイズの駅のベンチなる模型を無駄に1カートン手に入れた。カートンとはまた聞き慣れない言葉かもしれないが、要するに流通段階でのひとまとまりの単位で、中に8個だったり12個だったり入っていたりするのだが、要するに大人買いをしたということである。話がそれた。
ベンチがベンチとして佇んでいるだけでは寂しいので、誰かを座らせてやろうと可動フィギュアを買ったのだ。それが例の荷物というやつである。普段より一回り大きなダンボール箱に入って届いたのは、女子高生二人にサラリーマン一人、頭部が人間ではない二人と上半身裸の二人の計七人…七体か。
買ったばかりの体を傷つけないように優しく取り出して、壊さないようにおっかなびっくり手足を曲げてみる。最初は思うようにポーズを付けられなかったが、関節をなす球体のパーツの取り付き方を意識して、時に大胆に力を込めて曲げてやると、だんだんと意のままに体を操れるようになった。これがなかなか楽しい。
そしてベンチ。小物…というほど小さいものではないが、こうした道具がひとつあるだけで遊びの幅がグッと広がる。普通に座らせるために試行錯誤するもよし、寝かせるもよし、戦いのフィールドにするもよし…ということで、フィギュアと小物、結構遊べそうだ。
ああ、またお金が飛んでゆく…